急な資金調達が必要になった時に知っておきたい資金繰りの方法

資金調達

急な資金調達に備えて知っておきたい資金繰りの方法

事業を営んでいる場合、運転資金や事業資金をきちんと管理しなければいけません。
でなければ、経営そのものが不安定になったり、新しいビジネスチャンスを失ってしまう可能性があります。

とは言っても、ビジネスをしていると急な資金調達が必要になるケースは多々あります。
この記事では急な資金調達の必要が発生した時に、最短即日での資金調達も可能な資金繰りの方法を4つ紹介していますが、“急な資金調達”と言っても、期限が1ヶ月以上先である場合はまず下記に挙げる資金調達から考えましょう

理由は簡単で、他の融資サービスと比較して金利が低いからです。

①日本政策金融公庫
②銀行などの金融機関融資

おそらく急な資金調達が必要な場合、上記の融資では「審査に通らない」「審査が終わるまで待っている時間がない」というケースが大半だと思うので詳しくは説明しませんが、時間・資金的に検討できる状況であればまずはこれらの融資を検討しましょう。

ちなみに申込みから融資までは少なくとも1ヶ月以上はかかるでしょう。

では、それ以外で急な資金調達ができる資金繰りの方法を紹介していきましょう。

ビジネスローン(事業者ローン)

銀行が行う事業用銀行融資もビジネスローンと言いますが、現在ではビジネスローンと言えばノンバンク系ビジネスローンを指しています。

冒頭で紹介したような銀行系や公的機関の事業者向けローンは低金利ですが申込みから審査までに時間がかかって審査も厳しいです。しかしノンバンク系ビジネスローンの場合、最短即日なので急な資金調達も可能です。

担保や保証人なども必要ない点もメリットと言えるでしょう。
反対にデメリットを挙げると、金利が6.0%~18.0%と銀行や公的機関の融資と比較すると高く、融資最高額も最大500万円~10000万円と低い点です。

なので利用目的としては短期の運転資金に利用するつなぎ資金として使うのがおすすめです。

ファクタリング

ファクタリングは、売掛金などの売上債権をファクタリング会社に買い取ってもらう資金調達方法です。

融資や借入のような借金とは違って債権譲渡なので、担保や保証人も不要、融資と比較して厳しい審査もなく即日~数日以内の急な資金調達が可能です。

ファクタリングでは、利用者ではなく売掛先の信用力が審査されるので赤字決算や税金滞納などがあっても売掛先の信用力さえあれば現金化できます。

現金化できる売上債権の額面もファクタリング会社によりますが、30万円程度の少額から1億円程度の巨額な資金調達も可能です。

売上債権の買取りになるため返済の必要もありません
(償還請求権がない=ノンリコース型と言われます。)

受注から入金までのサイクルが長い建設業などでは、昔から資金調達の手段としてよく利用されている方法です。

デメリットとしては、手数料として売上債権の2%~30%程度の手数料が発生する点です。

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手形割引

ファクタリングと同様に売掛債権を引き合いに資金調達をする方法として昔から知られているのが手形割引という方法です。

この場合の手形は「約束手形」を指していて、指定された期日にあらかじめ決まった金額を支払う約束を金融機関を通して確約したものになります。

企業が受けた約束手形を銀行が買取りをします。
銀行は買取りをした約束手形の期日に取り立てを行って資金回収をします。
厳密には手形の買取りですが、形式上は借り入れとなって利息が発生します。

この利息を手形割引率と言って、メガバンクだと1.5%~3.5%ほどが差し引かれて(割引)現金が手に入る仕組みになります。

ファクタリングとの違いは、手形割引は厳密に言えば買取りですが融資契約になります。そのため約束手形は担保として扱われるので、手形が不渡りになって価値がなくなると弁済義務が生じます。

弁済義務に付随して、不渡りになった際の保証能力が審査されるので税金や社会保険の滞納、赤字決算などのマイナス要素があると行えない可能性が高いです。

手形貸付

手形貸付は、約束手形を担保にして銀行から借入をする資金調達方法です。
手形割引が、「手形を発行した企業」「自社」「銀行」の3者間で行う取引であるのに対して手形貸付は、利用者が金融機関に自社の手形を差し出して資金調達を行います。

そのため手形割引よりもスムーズに融資が受けられるので急な資金調達にも向いています。
すでに特定の銀行との融資取引があって、手形貸付が行える融資枠がある場合は上記のようにスピーディーな資金調達が可能ですが、融資枠を設定してもらっていない状況から新規融資を申し込むと、実際の借入まで1ヶ月以上かかってしまう可能性があります。

急な資金調達を可能にするためには、資金に余裕がある時に、手形貸付の融資枠を銀行側に設けてもらうようにしておきましょう。

また手形貸付の場合、返済期間は長くても1年程と短く設定されているので短期融資に向いています。

オンラインレンディング

オンラインレンディングは、FinTech(フィンテック)の発展によって最近注目を集めているる融資・資金調達方法で、別名「オンライン融資」とも呼ばれています。

(ちなみにFinTech(フィンテック)とは、金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた造語です。)

特徴としては、利用しているネットバンキングやクラウド会計ソフトやPOSレジなどからオンラインデータを読み込み、蓄積された会計データや日々の取引データを元にAIが融資判断をします。

そのため、オフラインの融資サービスのように必要書類を準備したり、面談を行ったりといった手間が省けるので審査から融資実行までが非常にスムーズに処理されます。
もちろん申込みから最短即日での融資も可能なので急な資金調達に向いています。

オンラインレンディングサービスによっては、どこの金融機関からどれぐらいの金利で借り入れが可能といったデータ(オファー型融資)を一覧で表示するといったことも可能です。

そのため大企業に比べて信用力の得にくい中小企業や個人事業主などのスモールビジネスでも融資の壁が低くなっている点もメリットとして挙げられます。

デメリットとしては、現段階ではやはり銀行融資よりも金利が高い点と、クラウド会計ソフトの導入や日々の記帳といったハードルの高さがあるでしょう。

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